ビットコインもイーサリアムも週足がまた陰線で確定しましたね…
今は目先の値動きに惑わされずにどっしりと構えることが重要です!
先週の仮想通貨分析レポートで解説をした通り、ビットコインとイーサリアムに関しては3ヶ月足の確定に注目するべき状況です。そして今回の3ヶ月足の確定は6月30日です。
ビットコインの半減期がメディアに取り上げらているのを見て、ビットコインなどの仮想通貨を買った人は含み損を抱えている状況かもしれません。
しかしながら、仮想通貨銘柄全体の上昇トレンドはまだ崩れていません。
従って本記事では、仮想通貨市場の先行きに不安を抱えている方のために、ビットコインとイーサリアムの中期的な展望を踏まえた上で、今週のおすすめのアルトコインランキングを解説していきます!
ビットコインの相場分析
ビットコインは先々週の週足のロウソク足を長い下ヒゲをつけた陽線で確定していましたが、先週のロウソク足はそれを否定するような陰線で確定しました。
ここからもう1段階の調整の下落を深堀りするか否かは、4時間足チャートの右肩上がりの逆三尊にかかっています。
それぞれを順に見ていきましょう!
週足規模の下落に注意
ビットコインの週足チャートを見たときに、最後の上昇に対してフィボナッチリトレースメントを当ててみると、今週のロウソク足を陰線で確定したものの、38.2%でサポートされている展開が続いています。
ここ1ヶ月半の間下落してはいるものの、変わらず2023年から続く上昇トレンドに対する調整の下落フェーズを継続させているだけです。
従ってビットコインの長期的な上昇トレンドが崩れるのではないかと不安になる必要は全くありません。仮想通貨に限らず全ての銘柄において、調整フェーズを挟みながら上昇トレンドや下落トレンドを形成します。
ただしかし、先々週のロウソク足が長い下ヒゲをつけた陽線で確定したのにも関わらず、先週のロウソク足は陰線で確定しているので、中期的な下落の可能性は否めません。
下落の見極めに関するヒントは4時間足チャートに隠されています!
4時間足の右肩上がりの逆三尊
ビットコインの4時間足チャートを見てみると、非常に明確な右肩上がりの逆三尊を形成していることが確認できます。左肩の価格で1度買いサポートを受けた後に、ネックラインを目処に上昇反発しています。
先ほど、先々週の長い下ヒゲをつけた陽線を否定するような陰線を、先週は形成してきたと申し上げましたが、ずばり中期的に下落をするか否かはこの右肩上がりの逆三尊にかかっています。
そしてこの逆三尊が成立するために必要な最初の条件は、ネックラインを上にブレイクすることです。
もちろんネックラインをブレイクした後の値動きも重要ですが、ネックラインをブレイクできずに売り圧力を受けた場合は、調整の下落を深堀りし今週のロウソク足が陰線で確定するシナリオが濃厚になります。
ビットコインの値動きの鍵を握るのは”右肩上がりの逆三尊”ですね!
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イーサリアムの相場分析
直近の下落に関しては、イーサリアムはビットコインと比較して大きな下落幅を見せていますが、変わらず長期的な上昇トレンドが崩れるのではないかと不安になる必要はありません。
週足チャートと日足チャートから読み取れる情報を基に、中期的な流れを解説してきます。
実はここだけの話、私は今の下落でイーサリアムの現物を買い増ししました!
それぞれを順に見ていきましょう!
フィボナッチ61.8%
イーサリアムはビットコインと比較すると大きな下落幅を見せていますが、画像のように最後の下落に対してフィボナッチリトレースメントを当ててみると、61.8%で買いサポートを受け続けている状況が続いています。
下落はしていますが、ただの調整の下落フェーズを深堀りしているだけですね。
仮にフィボナッチ61.8%を下にブレイクした場合は、もう一つ上の規模の上昇の波に対する調整の下落を深堀りすることになります。
該当する上昇の波にフィボナッチを当てました。次の下落の目処はフィボナッチ50%の2,800ドルになるということです。
下落してはいるもののイーサリアムは底堅い展開が続いていますね!
意識されているチャネルライン
イーサリアムの日足チャートを見てみると画像のようなチャネルラインを形成していることが確認できます。
チャネルラインとは、買いサポートとなる斜めのラインと、売りの壁となる斜めのラインを定めた後に、そのラインの間で値動きを繰り返すチャートパターンです。
徐々に売り圧力が鈍化していることを踏まえると、近日中にこのチャネルラインの上弦(売り壁のライン)を上にブレイクするのではないかという予測をしています。
また、チャネルラインに限らずチャートパターンを判断する時はロウソク足のヒゲ先同士を結ぶのではなく、ロウソク足の実体同士を結んでください。
ロウソク足のヒゲよりも実体のほうが重要な理由はこちらの動画で解説しています!
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今週のアルトコインのおすすめランキング
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ランキング | 銘柄 |
---|---|
第1位 | ニアプロトコル(NEAR) |
第2位 | バイナンスコイン(BNB) |
第3位 | ソラナ(SOL) |
第4位 | ドージコイン(DOGE) |
第5位 | スイ(SUI) |
私が日頃監視している30銘柄のアルトコインの中から、今週のおすすめのアルトコインTOP5を厳選しました!
このランキングの基準はチャートから読み取れるテクニカル分析のみで判断しています。仮想通貨の将来性やファンダメンタルズなどは一切考慮していません。
将来性に期待されているアルトコインとそうでないアルトコインが明確になってきましたね。
ニアプロトコル(NEAR)
ニアプロトコル(NEAR)はおすすめのアルトコインランキングの第一位を独占中です。
ニアプロトコルがなぜランキング第一位に君臨し続けているかは、先週の仮想通貨分析レポートで解説した通り、長期足のチャートパターンが非常に明確かつ、日足レベルのトレンドラインに沿って上昇トレンドを形成し続けているからです。
5月13日の一時的な下落には少しヒヤッとしましたが、トレンドラインをタッチした後に、非常に長い下ヒゲをつけた大陽線を形成しています。
また、このままトレンドラインでサポートされ続ける展開が続けば、月足チャートの右肩下がりの三尊天井否定からのレジサポ転換が確定する可能性が非常に高まります。
他のアルトコインが壊滅的な状況である中で、これほど地合いの強いチャートを形成しているニアプロトコルに対して私はかなり期待をしています。
ちなみにXMTradingであれば口座開設をするだけで13,000円分のボーナスが貰えるので、とりあえずロングするのも有りですね!
バイナンスコイン(BNB)
バイナンスコイン(BNB)は2023年10月頃から続く上昇トレンドにより、一気に史上最高値付近まで到達しました。同じく史上最高値付近まで到達したアルトコインの例としてイーサリアムが挙げられますが、イーサリアムは大きな下落を見せています。
対してバイナンスコインは大きな売り圧力を受けたとしても、瞬時にその下落を打ち消すほどの買い圧力を受け、結局週足で長い下ヒゲをつけた陽線か陰線で確定するという展開が続いています。
ビットコインの状況次第ではありますが、史上最高値付近の高値圏での推移が続いているバイナンスコインが、ここから下落する可能性は低いのではないかという予測をしています。
ちなみに私は約260ドルで現物を購入しており、利益確定はもちろんまだ先に設定しています。
我ながら完璧なエントリータイミングでした!もちろんガチホします!
ソラナ(SOL)
ソラナはバイナンスコインと同様に、史上最高値付近に到達した後に下落しても買われる展開が続いています。ただバイナンスコインよりも下落幅は大きいですが、最後の上昇に対するただの調整の下落フェーズです。
下落はするものの、フィボナッチリトレースメント61.8%で力強い買いサポートを受け続けています。
史上最高値付近の売り圧力を受けているものの、明らかに底堅い値動きを見せるソラナがここから調整の下落をもう一段階深堀りする可能性は低いのではないかという予測をしています。
私はレバレッジトレードで積極的にロングを狙っていきます!
ドージコイン(DOGE)
ドージコインは大底圏で右肩上がりの逆三尊を形成した後にリターンムーブを決め、先々週のロウソク足で逆三尊のネックラインで非常に強力な買いサポートを得ていましたが、今はなんとかネックラインで耐えている状況です。
逆三尊のネックラインを下にブレイクしたからといってドージコインの大局の目線が変わるわけではありませんが、5月10日にYouTube上で公開した動画で解説した通り、暴騰相場突入前の1つの規則性を否定することになります。
そのような状況下であるドージコインを私がおすすめする理由は、既に史上最高値付近まで上昇しきったニアプロトコルやソラナなどと比較すると、まだまだ伸びしろがあるからです。
伸びしろがあるということは大きなリターンを狙うことができるということです。それに加えて、動画内で解説している規則性が存在するため、値動きを予測しやすいアルトコインであると思っております。
スイ(SUI)
最後に私がおすすめするアルトコインはスイ(SUI)です。スイは2023年5月にリリースされてからまだ1年しか経過していない新興勢力のアルトコインです。
取引開始から大幅な上昇を見せた後に、非常に明確な上昇トレンドを形成しています。チャートがシンプルなだけあって、サポートラインとして機能する価格帯が非常に分かりやすいですね。
SUIUSDの月足チャートを見たときに、前回の高値である0.97472839ドルで買いサポートが入るかどうかを試している段階であることが確認できます。
この価格帯でレジサポ転換が成功すれば、かなり美味しい押し目買いのチャンスになる可能性があります。
焦ることなくまずは5月の月足の確定を待ちましょう!
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仮想通貨市場のもう一段の下落に注意【まとめ】
- ビットコインは右肩上がりの逆三尊に注目
- イーサリアムはチャネルラインに注目
先週の仮想通貨分析レポートで「4月の売り圧力により中期的には調整の下落を深堀りするフェーズに注意しなければならない」と申し上げましたが、先週のロウソク足の確定により、その可能性は増してきているように見えます。
しかしながら、強力な上昇トレンドを形成しているビットコインやイーサリアム、そしてその他のおすすめのアルトコインに関しては、中期的な調整の下落は絶好の買い場になる可能性が高いです。
実際に私も直近の下落を買い場であると捉え、イーサリアムの現物を買い増ししたり、レバレッジトレードでロングでエントリーをしたりしています。
現物を買うにしろ、レバレッジトレードでロングをするにしろ、撤退するラインを決めた上でポジションを取るなら、何の問題もない相場だと私は考えております!
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[…] 先週の仮想通貨分析レポートで、ビットコインは逆三尊の成立させるかどうか、イーサリアムがチャネルを上にブレイクできるかどうかに注目すべきだと解説しましたが、両方ともその条件を満たす値動きをしています。 […]